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ご覧あれ

今年の出初めに、おキモノを着こなされたD氏です。

職場始まって以来のことだそうで、歓声が湧き起こったそうです。

茶人であることの証のような美しい正座のおキモノ姿は、流石です。

水天宮でのお写真では、真じまでお作り頂いた真綿紬のおキモノと、その下には、胡桃の本麻上布の長襦袢。

店内では、こちらにお付き合いくださり、ポーズをいろいろと。 羽織もよくお似合いですね。

その節は、誠にありがとうございます。

 

私共が、何がうれしいか?って言ったら、何より

お客様の喜ぶお顔に出会えた時です。

こちらのD様も、ご紹介いただいたH様も、他の多くのお客さまも、「これ、着てみたよ」と真じまに寄ってくださいます。

なんと幸せなことか!

2021年も感謝の幕開けです。

 

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楽しむことと決まりごと 

昨日の雑談から。

今春お子様の卒園入学でおキモノを着ようと考えているが「どうも気が重い、、」と

「着たい!」気持ちを削ぐものは何?

それは、お揃いの草履とバック でした。

このセットをお持ちだとどんな場面も困りません。重宝しますよ。と、呉服屋さんに勧められて、

ご実家で用意してくださったものでしょう。  私にもあります(納戸に)

「あのバックのカタチも色も私の柄ではないから、、」

「でも、バックはどうしたらいいでしょうか?」

 

好きではない、納得しないものを持つって楽しくないですよね。

確かに使い勝手が悪い、小さくて携帯も入らないし、普段のお財布も入らない。

要は、訪問着等の正装目線優先のバックなのですよ。でもコーディネートとしては完璧。

しかし、主役の子どもの付添いであるから(笑)親は荷物があります。サブバックも持つかも。

なので客観的に見たらステキなコーディネートだからと、気持ちを切り替えて楽しく持てるか、

自分なりに納得できる範囲のモノを選ぶかは自由だと話しました。

 

相手がいる場面では、迷惑をかけないように考えることが必要ですが、

着物は笑顔で着ていただきたいです。せっかくですから楽しんでください。

決まりごとも時の流れと共に進化していくかもしれません。

 

写真のバック、正統派。スマホ入ります!

 

 

 

 

 

 

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「時間」の贈りもの

昔ながらの技法は私たちにうったえかけてくるものがあります。

それはかけた「時間」を私たちは感じるからだと思います。

制作にかけた時間という意味ではなく、例えばアナタに贈りものをするために一生懸命考えたりする「時間」に似ています。

皆さんもとっくに分かっていらっしゃいますね。

良いものは価格ではなく、そんな「時間」の中にいられるものだと。

 

写真はお正月らしく松の柄の訪問着。

専務でした。

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2021年の始めに

新年おめでとうございます。

皆様がお健やかに安心して過ごせる日が早く来ることを心から願います。

私たちの生活そのものが一変した2019年は、キモノどころではないと真じま着物も痛感しました。

人間が安心して生活していくことを拒むモノは、あっという間に人々を飲み込み恐怖を生みました。

大事なものは?

 

動けない時間に自問自答していました。

 

暖簾をくぐって来店されるお客さまに、「いらっしゃいませ」と応えるのは、当たり前ではありませんでした。

いらっしゃるお客様がお帰りになる際は、笑顔満面になっていただくことが、私共の使命であり

真じまの目指すことだ、とお客様に教えていただいた2020年でした。

2021年、まだまだコロナは収束しないかもしれませんが、

私共は、皆様がお着物を笑顔でお召しになるお手伝いをさせていただきます。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。