大事にしたいもの
こちらは、よく暑い時季にお召しになる方がいます
触るとお判りになりますが、しっかりとした生地です
浴衣より厚く暑いので、秋から春ぐらいがベストだと思います。
先代女将は、もっぱら冬に着ていました。
こちらの工房は、兄弟で製作されています。
以前、同じ柄のものが欲しくて仕入れ先に問い合わせましたが、年に1度数十反 入荷するが、柄の指定はしない、と。
どうしても、その柄の名前や由来が知りたくて、数日探索しました。
当時、工房の連絡先など、ありませんでした。
持ち前のリサーチ力?と執念で、奥様に繋がり、ついにご本人とお話しできました
そこで、質問しました 「あの日本ではない国のお面やら玩具らしい柄は、例えばタイトルがありますか?」
「、、、、、、、あー、あれね! 名前なんか全部ないですよ。番号というかそうゆう分類ですから」
呆気にとられましたが、最期にあの柄をリクエストしました
今では染める為の型の修理が難しい
だから、様子を見ながらだからわからない、と。
以前、違うモノを執念で突き詰め、やっと辿り着いた時も、
型が古くて、もはや作れないです。現存するのみです、と。
この時代、目まぐるしい進化するなか、修復できず衰退していくものがあるのも現実
大事にしていきたいものが いっぱいありますね、日本には
専務から
細かい柄は狙い目です
日曜日も営業しております