Blog - News

Category

IMG_0136

今日も雨が降ります

こんにちは専務です。

人はどうしても、季節の推移や地理的条件を無視してはいけないです。

自然の条件に制約されて刻々と生きるものです。

それだから人は自然のものを身にまといたいのかも。

より良い麻の繊維にこだわった当社オリジナル上布襦袢。

違いを触れて感じて頂きたい。

一年中着られる良いお品。

ご自分でお洗濯できます。

 

オンラインストアもありますhttps://majimakimono.official.ec/

 

 

 

20210729_153315

帯の紹介 その2  

残暑ほんとうに厳しいですね。心よりお見舞い申し上げます。

もうすぐ9月です。

夏らしいこと 何をしたでしょうか? あんまり自分はありません、、、夏らしい食卓は思い出しますが。

さて、今日ご紹介する帯は、年中お締めいただけます。

推奨着用時期は、6月~9月(単衣・夏) ですが、袷の季節も可能なんです。

「立涌模様草木染織なごや帯」 上原美智子

あけずば織の帯です。沖縄(琉球)の古い言葉の「あけず→とんぼ、 ば→羽」で、とんぼの羽を意味する「あけずば織」は制作者 上原さんが命名され、驚くほどの軽やかさと美しい繊細な染色と手織の技法と感性を生かした帯地です。

20210729_15422820210729_15380820210729_15352320210729_15353220210827_162523

以前、紹介した西村織物の筬と同じような斜めの筬で織り出されたこの立涌模様は、上原さんの代表的なモチーフです。

クールなデザインと包まれていくような温かみのある色です。実物はもう少しこっくりした色味です。

ぜひ、一度ご覧になり触ってみてください。

 

価格 税込 343,000円

20210803_162430

テーブル掛け とは何ぞや?

さて、何を思い浮かべましたか?

消費者庁のHPでは、定義として、

と、説明されていますが、今日のはちょっと違います。浪曲師が舞台で使う小さなテーブルに掛けるモノです。

私は落語が好きです。特に柳家三三師匠。うちのお客様にも落語好きな方々はいらっしゃいまして、キモノは置いといて、話に花が咲きます。

そんなお客様の一人が浪曲もお好きというご縁で、私も初体験したのが≪玉川太福「男はつらいよ」全作浪曲化に挑戦》でした。

浪曲って!!?  思っていたのと違いました。そもそも、浪花節をじっくり聞くなんて皆無でしたから、びっくりしました。

その後、何度か足を運び浪曲を楽しむ初心者になりました。

そのお客様が事務局となり、ひとつの会を立ち上げたのが、約1年前でした。

https://burukakekai.hatenablog.com/entry/2020/11/04/171118

そのお客様の熱意とご苦労を見てきました。何か役に立てればと思い、陰ながら見守り やっと完成間近となりました。

素晴らしいテーブル掛けが出来上がります!

もっと写真や動画を撮っておけば良かった、と後悔しています。

デザイン画の下絵から何度も検討され修正を重ね、普段は訪問着や帯に描く十日町友禅作家さんや職人さん達が初めて挑戦しました。正に日本の伝統技の結集です。全国の寄付をしてくださった方たちの思いが詰まっています。

私も一フアンとして完成お披露目浪曲会まで、待ち遠しいです。

早くそんな日が、会が実現できるように祈ります。

その時は、ここに告知しますので ぜひ皆さん 観にお出かけくださいね。

 

※ 記録写真はそれなりにありますが、デザインなど未公開のため これにてご勘弁

IMG_2021-07-21_17-34-45

たまには帯の紹介を

ご無沙汰しております。

梅雨が明けた途端に、夏らしい暑い毎日です。

蝉の大合唱も もう間もなく始まります。

初夏ぐらいから、ぽつぽつ仕入れた帯を紹介していきます。

まずは、博多の西村織物さんの帯から

右上の白は、紗八寸名古屋帯 波筏(なみおさ)です。

波のように美しくうねる輝く織り柄ですが、筬とは機織の付属具です。実際に見せてもらいましたが、たて糸を打ち込むための装置が波打っているのです。だから美しいうねりが生まれています。

私は軽やかなワンピースを連想しました。帯ですが、お着物をグンと引き立てます。夏のお嬢さん、貴婦人のように。

 

その下は、単衣八寸名古屋帯 粗紗 透迷鈿(とうめいでん)です。

単帯といいますと、ほぼ今は通年帯と解釈してよい と番頭さんに伺いましたが、このお色は春夏向きでしょう。

やはり、濃い紫地の小千谷ちぢみに合わせてお嫁に行きました。最後は、私の一目ぼれ。  だいたいはときめいて仕入れておりますが(笑)

紗八寸名古屋帯 浮遊 2021年の新色

博多織伝統技法の一つ、もじり組織技法」を駆使し、起伏に富んだ立体感のあるテイストと、少ない力で締めやすい、

しなやかな風合いです。なんといっても、この糸の色の並び方に目が釘付けでした。

圧倒的なテキスタイル感! けっしてキモノのジャマはせずキモノ姿は格段スタイリッシュに。

例えば、コンクリートやガラスの建造物の無機質な中で埋もれない存在感かな。

と、想像をかきたてる日本の伝統工芸は未来進行形です。

 

先日、西村織物さんのインスタライブで紹介されていましたので、ここへの掲載許可を頂きましたので、

よろしければ是非ごらんくださいませ。

西村織物https://www.instagram.com/tv/CQhz3VRJ-fm/?utm_medium=copy_link

 

帯地価格は、波筬 90,750円

浮遊 96,250円 です。