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春待ち

立春です。

まだまだ寒い毎日ですが、これから少しずつ芽吹いていく木々や優しい陽射しに

春が追い付いてきます。

キモノや帯では、季節を少し先取りします。

こちらのお写真は、ふんわり春の光に包まれているような着姿の I 様です。

水浅葱色の紬に、可憐なすずらんを描いた染帯

普段のお洋服の時も、お好きな色のコーディネートが抜群に素敵なのです。

このおキモノと帯を選ばれたのも然り

一期一会ですね。

本当に、いちごいちえ なんですから。

おキモノを拡大して見てね

 

 

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ご覧あれ

今年の出初めに、おキモノを着こなされたD氏です。

職場始まって以来のことだそうで、歓声が湧き起こったそうです。

茶人であることの証のような美しい正座のおキモノ姿は、流石です。

水天宮でのお写真では、真じまでお作り頂いた真綿紬のおキモノと、その下には、胡桃の本麻上布の長襦袢。

店内では、こちらにお付き合いくださり、ポーズをいろいろと。 羽織もよくお似合いですね。

その節は、誠にありがとうございます。

 

私共が、何がうれしいか?って言ったら、何より

お客様の喜ぶお顔に出会えた時です。

こちらのD様も、ご紹介いただいたH様も、他の多くのお客さまも、「これ、着てみたよ」と真じまに寄ってくださいます。

なんと幸せなことか!

2021年も感謝の幕開けです。

 

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楽しむことと決まりごと 

昨日の雑談から。

今春お子様の卒園入学でおキモノを着ようと考えているが「どうも気が重い、、」と

「着たい!」気持ちを削ぐものは何?

それは、お揃いの草履とバック でした。

このセットをお持ちだとどんな場面も困りません。重宝しますよ。と、呉服屋さんに勧められて、

ご実家で用意してくださったものでしょう。  私にもあります(納戸に)

「あのバックのカタチも色も私の柄ではないから、、」

「でも、バックはどうしたらいいでしょうか?」

 

好きではない、納得しないものを持つって楽しくないですよね。

確かに使い勝手が悪い、小さくて携帯も入らないし、普段のお財布も入らない。

要は、訪問着等の正装目線優先のバックなのですよ。でもコーディネートとしては完璧。

しかし、主役の子どもの付添いであるから(笑)親は荷物があります。サブバックも持つかも。

なので客観的に見たらステキなコーディネートだからと、気持ちを切り替えて楽しく持てるか、

自分なりに納得できる範囲のモノを選ぶかは自由だと話しました。

 

相手がいる場面では、迷惑をかけないように考えることが必要ですが、

着物は笑顔で着ていただきたいです。せっかくですから楽しんでください。

決まりごとも時の流れと共に進化していくかもしれません。

 

写真のバック、正統派。スマホ入ります!

 

 

 

 

 

 

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「時間」の贈りもの

昔ながらの技法は私たちにうったえかけてくるものがあります。

それはかけた「時間」を私たちは感じるからだと思います。

制作にかけた時間という意味ではなく、例えばアナタに贈りものをするために一生懸命考えたりする「時間」に似ています。

皆さんもとっくに分かっていらっしゃいますね。

良いものは価格ではなく、そんな「時間」の中にいられるものだと。

 

写真はお正月らしく松の柄の訪問着。

専務でした。